こちらは、長男出産後9ヶ月目に、乳腺炎になった時の記録です!
実際に病院受診をして診断されたわけではないので、症状から「多分そうかな」という感じなのですが…。
このことを、看護師ママ仲間に話したら、「それは確実に乳腺炎だね」とお墨付きをいただきました。
乳腺炎を発症して、40℃の高熱が出たときは、流石に体がキツかったです。
ですが、発症から一日も経たずに、症状がすべて無くなったのは幸いでした…!
いろいろ対処してみたので、方法をまとめています。同じような症状があって、もしやと悩んでいるママさんは参考にしてみてください。
乳腺炎って、産後1~2ヶ月頃に発症しやすいみたい。完全に油断しきってた9ヶ月目にまさかの発症だったよ。
産後9ヶ月で乳腺炎を発症した時の経過
産後9ヶ月で乳腺炎を発症した時、どんな経過だったのか?ざっくり以下通りです!
- 急な熱っぽさとダルさ
- 左乳房のみが痛かった
- 微熱を感じてから急激な体温上昇!
上記3つについて、詳しく説明します。
急な熱っぽさと怠さ
朝は普通にご飯を食べて、DVDを見ていました。この時は兆候ナシ。
お昼ごろ、急に微熱と若干の悪寒を感じ、熱を測ってみると37.2℃。
まあ大したことないでしょ!」ってくらいの微熱。でも、平熱が35℃台の私にはなかなかの上昇具合だったよ。
このときは、インフルエンザと同じような、あまり動きたくない気ダルさでした。
左乳房のみが痛い
思い返してみると、朝から左乳房が痛いような気はしていました。ですが、張っている感じはナシ。
もともと「息子が母乳飲みきってないな」ってときは、たまに痛んでたから、気にしなかったんだよね。いつも次の授乳で、母乳が残ってる方から飲んでもらってたし…
ガチガチに固まってるような硬さもナシ。
「いつもどおり柔らかいけど、押したり揉んだりすると痛いな」くらいでした。
微熱を感じてから急激に体温上昇!
微熱を確認後、30分も経たず、39℃→40℃と上昇!
ものすごいダルさと、息のしづらさに襲われました。
パパに「横になっときなよ」と促されたので、お言葉に甘えることに。息子の面倒見はパパに任せ、私は布団でぐったりしていました。
「これはまさか乳腺炎かな…」と思いましたが、この日は日曜日で、病院は休診。
自宅で対処するしかなかった。
産後9ヶ月目の乳腺炎考えられる原因
出産直後、助産師さんから「産後は乳腺炎になる人多いから気をつけて」と、退院前の指導はありました。
なので、出産直後は、食事や授乳姿勢に気をつけていたんです。
そのためか、罹りやすいと言われる、授乳し始めの1〜2ヶ月の時期は、なんとも無かったんですよね。
そのせいもあり、時が経つに連れて、気をつけることも忘れてました。
今回、産後9ヶ月にして乳腺炎になった「原因と思われるもの」を、考えてみたよ。
- 食事は禁忌のものばかり
- 同じ姿勢での授乳
- 前日、お風呂でお湯に浸からなかった
以下より詳しくご説明します…!
食事は禁忌のものばかり
産後半年過ぎてからは特に、以下のようなものを摂取しまくっていました。
【産後禁忌と言われる食事】
- ポテトなどの油もの
- 牛乳やチーズなどの乳脂肪分
- 糖分の多いおやつ
- ジュース
まさに、発症前日の昼は外食で、ハンバーグ・ポテトにジュース!
その夕方には、スナック菓子を2袋も…
もちろんパパと半々だけどね!にしてもヒドイね!
発症当日の朝なんて、エクレア食べてましたからね。。
同じ姿勢での授乳
息子は生後9ヶ月なので、離乳食が進んで、授乳回数が減ってきていました。
なのに、授乳姿勢はいつも同じになってたんですね。
乳房のどこかに、「作られてるのに分泌されない母乳」が、たまり続けてたんだろうな…炎症を起こすほど…
「授乳するときはいろんな角度でまんべんなく飲んでもらうように」と指導を受けたのに、この頃は全く守れていませんでした。
前日、お湯に浸からなかった
もともと毎日、お風呂では湯船に浸かっていました。ですが、発症前日はシャワーのみ。
お湯に浸かると、血流がよくなりますよね。そのためか、お湯に浸かったときは、体が温まると同時に、溜まってた母乳もじわーっと出ていました。
でも、発症前日はシャワーで済ませたので、溜まっていた母乳が分泌されず、停滞していたのかもしれません。
しかもその後、授乳もせず、そのまま寝かしつけちゃったんだよね。それが極めつけかな。
乳腺炎を発症した時の自宅での対処法
乳腺炎を発症したときは、ちょうど、パパがお休みの日でした!
なので、私がぐったりしているときに、子どもの面倒を見てくれたり、看病してくれたりしてマジで助かりました。
乳腺炎発症当日の自宅での対処法は、以下の通りです。
【乳腺炎発症時の自宅での対処法!】
- とにかく横になる!体を休める
- 解熱剤を飲む
- 冷えピタシートで体を冷やす
- 水分補給
- 滋養強壮剤を飲む
- ウィダーinゼリーを飲む
- 乳房マッサージで母乳を出す!
- とにかく授乳
とにかく横になる!体を休める
40℃の高熱ということは、体が細菌やウイルスと戦ってる証拠です。
つまり、体がだるくなるのは「休め」と信号を出してくれているということ。
その日は、パパががいたので「無理に動くこともないか」と思い、素直に体の指示に従うことにしました。
1人で子ども見てたら、なかなか休めないよね。少しでも横になれるといいけど…
解熱剤を飲む
パパが常備していたロキソニンが自宅にありました。それを、軽くお昼ご飯を食べたあとに内服。
体が病原体と戦うための発熱なので、薬に頼らず様子を見ようかとも思いました。
判断は難しいところですが、38℃までだったら様子見でもいいかもしれません。
ですが、さすがに40℃を超えると、体内のどこか異常をきたしてしまう可能性もあります。
「若いから大丈夫!」と思っていても、意外に危険なことも多いと病院勤務で学んだので、過信はせず、薬に頼ることにしました。
まあ、40℃も発熱してたら、解熱剤飲んでも38℃くらいまでしか下がらないしね。
冷えピタシートで体を冷やす
パパがコンビニに、冷えピタシートを買いに行ってくれました。
冷えピタシートを、とりあえず首筋にペタリ。首には太い動脈が通っているので、頭の熱を下げるには、額を直接冷やすよりも効果的です。
脇の下や太ももの付け根にも太い動脈が通ってるから、合わせて冷やすと効果あり!
解熱剤の効果が出るまでは、これで結構楽になりました。
水分補給
発熱すると、やっぱり汗がすごいですね…
パパがが普段から飲んでるスポーツドリンクがあって、助かりました。
「とにかくこれ飲んどきなよ」と言ってくれたので、お言葉に甘えて、結構飲んだような気がします。
こまめに水分補給をしないと、脱水の危険も…。脱水こそ、身体が弱りやすいので、要注意です。
今回は、アクエリアスのようなスポーツドリンクだったけど、体調不良の時の栄養&水分補給には、飲む点滴と言われるポカリスエットが最適かも。
滋養強壮剤
これまたパパが毎日飲んでいる栄養剤をもらいました。
疲労回復に効果的という「タウリン」が配合されたものです。
タウリンを飲むと私は体が楽になるのですが…このときはいろいろ試したので、このおかげで楽になったとは言い切れません…!
こんなドリンクを飲む時は、妊娠・授乳中でもOKか、必ずチェックしとこう!
食欲もなかったのでウィダーinゼリーを飲む
これもパパが買ってきてくれました。久々に飲んだ「ウィダーinゼリー」!
食欲は無くても、高熱は体力を消耗します。なので、エネルギー補給は必須ですね。
乳房マッサージで母乳を出す!
とにかく、”しこり”っぽくなっているところを中心に、乳房マッサージをして、母乳をひたすら出しました。
「乳房マッサージ」とカッコよく言ってますが、揉んで絞り出しただけです(笑)
私はお風呂に浸かりながらやりましたが、血流がよくなることで、母乳が作られすぎて更に詰まりやすいことも。
自己流マッサージで乳腺を傷つけるリスクより、子どもに母乳をしっかり飲んでもらうのがベストなようです。
今回、うちの場合は授乳の回数が減っており、飲んでもらいたいときに飲むのを嫌がられたので、マッサージにしました。
とにかく授乳
やっぱり、子どもに母乳を飲んでもらうのが一番の対処法だと思います。
機嫌の良さそうなタイミングで、いつもと違う姿勢で飲んでもらいました。いつもより長めに。
まとめ
1日対処したおかげか、発症から一日も経たず、症状はすべて無くなりました。発症翌日には全回復!
今回発症した原因の考えられるものとして、以下3つを挙げました。
- 偏った食事
- 同一姿勢での授乳
- 体を暖めなかった
なので、予防としては、上記とは逆のことを徹底することですかね。
生活習慣を見直さねば…しばらく気をつけます。
【経験者が考える乳腺炎今後の予防法!】
- ジュース類、お菓子、乳脂肪分、糖分や油分の多い食事を控える
→和食を中心とした食事 - 授乳の姿勢を都度変える
→横抱きだけでなく、縦抱きやフットボール抱きも - 毎日入浴または足浴
→体を温めリラックス