2歳8ヶ月の息子が、ご飯を全然食べてくれない…!
これまでも、子どもの偏食に悩む話を書いてきました。
相変わらず好きなものばっかり食べるし、好きなはずのおかずを出しても、全く食べないこともあります。
今回は、偏食の上に、そもそも食べないことも多い息子に、なんとか食べてもらうために実践していることをご紹介します。
彩りや味付けの工夫などの難しいことでなく、声掛けなどのカンタンなことを中心にピックアップしてます。
2歳児がご飯を全然食べないなら、伝え方や食べ方を変える
2歳の子どもが、ご飯を全然食べない!
そんなときは、今までと伝え方や食べさせ方を変えてみましょう。
- 料理名を変えて伝える
- とりあえず”おにぎり”にする
- 何かにつける、またはつけるフリをする
ちょっと分かりづらいですよね。詳しく説明していきます!
料理名を変えて伝える
長男が、ほぼ確実に食べる料理は、ほんっっっっの一部です。
なので、食べない可能性のある料理を出すときは、息子が好きな料理の名前を付けちゃいます。
例えば、チャーハンは好きでほぼ確実に食べるので、こう伝えます。
- ピラフ→ピラフチャーハン
- ひじきごはん→ひじきチャーハン
こんな感じで言い換えて伝えることが多いです。これでたいだい食べてくれます。
また、息子はコロッケが好きなので、揚げ物は以下のような感じで伝えていきます。
- 白身魚のフライ→おさかなコロッケ
一度、「おさかなコロッケ=美味しい」とインプットできれば、”コロッケ”は省いて、「おさかな」と伝える。
→「おさかな」が美味しいと伝われば、「白身魚だよ」と、正確な料理名に訂正。
→サバの味噌煮などの料理も、「おさかな」と伝えると喜んで食べることもある。
「おさかな好き」になってもらうのに時間かかるな!こんな感じで、徐々に仕込んでいきます。
次は麺類のパートです。
パスタは大好きな息子。
例えば、うどんを用意しても、「パスタだ!」と言いながら食べます。
ここはあえて正しい料理名を伝えず、食べ進んでたら、あとで「うどんだよ」と訂正。
これで、麺類全般もだんだん好きになってきます。
とりあえず「スープ」は好きなイメージがある様子。
汁物は「スープ飲む?」と聞くと、野菜入りでもなんでも飲みます。
ただし、具は残します…こればっかりは手強いですね。
上で挙げたように、息子には、以下が特にキラーワード!
- チャーハン
- コロッケ
- おさかな
- パスタ
- スープ
なので、食事を取ろうとしないときには、よく使っています。
とりあえず”おにぎり”にする
ほうれん草やひじきなど、単品では食べないおかずも、ご飯に混ぜると食べることがあります。
もちろん、食べないことも多いです。というか、食べないことのほうが多いです。
そういうときは、おにぎりにします。それで食べなくても、置いておくと、遊びの合間に、いつの間にか食べてることもあります。
何もしないよりは、おにぎり作っとこ…
何かにつける、またはつけるフリをする
食パンを一口も食べない時、パンをちぎって、お皿に乗せたジャムに少しつけて、「ちょんちょんして食べよう」と言うと、よく食べるようになりました。
なので、他にも
- 「スープにちょんちょん」
- 「ケチャップにちょんちょんしよう」
などと伝えると、自分でつけて食べてくれます。
この前、確実に食べるだろうと買ったワッフルすら食べず。パパが、ちぎったワッフルを本体のワッフルに「ちょんちょんして」食べたら反応よし。その後、ずっとその食べ方!笑
ほんとにもう、、何が子どものツボに入るか…わからないですよね…!
それでもご飯を全然食べない時は、食事環境や食器に変化を
伝え方や食べさせ方を変えても、「やっぱり全然食べないよ!」というときも、もちろんあります。
そういうときは、食器や、食べる環境を変化させます。
- 食器を変える
- 妹と一緒に離乳食を食べる
- 親の分を目の前で取り分ける
- 食べる場所を変える
- キッチンで味見してもらってから出す
こちらも、1つずつ詳しくお伝えしますね!
食器を変える
「何しても全然食べない…」というときは、食器を変えると効果的なことがあります。
①大人用の食器に盛り付ける
息子用の食器じゃ食べないときは、大人用ティースプーンを用意したり、大人用のプラスチックお椀に入れたりすると食べることが多いです。
「ママとダディがいつも使ってるやつ!」という感じで、喜んでくれます。
②スプーンの変わりにレンゲを出す
食器の中でもレンゲは最強です!
スプーンだと一切手を付けない、または使わずに手で食べる食事も、レンゲなら一生懸命すくって食べます。
毎回レンゲだと飽きちゃうかもしれないので、たまに出すのがポイントです。
③マグカップをお皿代わりにする
生後9ヶ月の妹の蒸しパンを作る時にマグカップを使うので、マグカップに入れたまま蒸しパンを与えるのですが、それを見て、息子が食べたがります。
マグカップから食べるのが珍しいからだろうね。
なので、息子がホットケーキすら食べないとき、小さくしたホットケーキをマグカップに入れてスプーンであげると、完食することが多いです。
または、同じ蒸しパンを用意すると、確実に食べてくれます。
④新しい子ども用食器で盛り付ける
(息子3歳0ヶ月追記)
3歳になって、遠方に住むばあばから、アンパンマンのお皿が送られてきました。
そのおかげで、今までは「食べさせて」という息子が、自分でスプーンを持って食べるようになったんです…!
「自分の新しい食器」という特別感がよかったのでしょうか。
結構長い間、気に入って「あん、ぱん、まん、の、お、さら♪」と歌?と決めポーズまで作っていました(笑)
妹と一緒に離乳食を食べる
やっぱり、下の子の食べ物が気になるようですね。いつも、妹に離乳食を食べさせてると、「自分も」と寄ってきます。
でもやっぱり薄味なので食べない時もあれば、妹の分から半分くらいぺろりと食べちゃうことも。
月齢が上がってきたら味も濃くなってくるからか、妹が9ヶ月の今は、息子も離乳食を結構食べます。
野菜も取れるし、息子用にも多めに用意しちゃおうかな〜。
これまでは、赤ちゃん向けのおやつは拒否してましたが、最近は野菜入りのボーロやハイハインなどのおやつも、喜んで妹と一緒に食べています。
親の分を目の前で取り分ける
やっぱり、人のものを食べたがるんですよね。
- 用意するとき、息子はお皿のみ。食卓で、親のお皿から食事を取り分ける
- 「一緒に食べよう」と言って、親のお皿から、そのままあげる
すると、食べることもあります。
緑の野菜が見えた時なんかは首振って嫌がるけどね。
食べる場所を変える
いつものダイニングテーブルで食べないなら、和室や子ども部屋など、別の部屋や別のテーブルに移動すると食べることも。
妹が乗る歩行器には、よく自分から入りたがるので、歩行器のテーブルに食事を置くのも◎。
やっぱり、外食や公園だとよく食べます。場所の気分転換もあるけど、外で買うご飯が美味しいんだろうな。
キッチンで味見してもらってから出す
ご飯の用意をしていると、だいたいキッチンの外からジッと見て待機してる息子。
キッチンで、「これ食べてみて」と味見してもらうと、たいてい口を開けてくれます。
ここで気に入ると、食卓に出しても食べてくれるので、効果的です!
2歳児が楽しめる遊びを取り入れながら
ご飯を集中して食べない…!というときは、いっそ遊びを取り入れてしまいます。
「ご飯に集中させないと!」という声が聞こえてきそうですが、それよりとにかく食べて欲しい…
我が家で効果的なのは以下の2点!
- テレビ電話で通話しながらなら食べる
- 歌や絵本のセリフで食べることもある
詳しくご説明します。
テレビ電話
テレビ電話をしながらなら、食べることが多いです。
「そんな食事中に電話だなんて…」という声はムシします。
おばあちゃんとの電話や、隣に座ってるパパと通話するだけでも、なんだか食が進むことがあるんですよね。
①おばあちゃんと
外出自粛の影響で、おばあちゃんとのテレビ電話が好きになった息子。
以前、おばあちゃんとビデオ通話してるとき、残してたご飯を急に食べ始めたんです。
一口食べるたび、褒めてくれるおばあちゃんおじいちゃん。おかげで、得意げな顔で完食します!
何度か助けてもらってるよ。ありがたい。
②目の前のパパと
また、目の前に座ってるパパとの電話でも、食べることが判明!
パパが一人で外出したときにテレビ電話してから、パパが家にいても通話したがるようになりました。
パパもたまに付き合ってくれます。
ある時、ご飯中パパに電話したがって、目の前に座ってるけど、かけてみました。
すると、ホンモノのパパと、スマホの中のパパを交互に見ながら、ご飯を口に運んでいくではないか…!
食べるたびにパパが褒めてくれる!そして完食!ありがとう!
歌や絵本のセリフを
ご飯関連の歌や絵本のセリフを伝えるのは、息子には効果がありました。
①You Tube動画の歌
「おぎょうぎよ〜く、座って食べよう♪」
“Baby bus”という動画の歌を、そのまま歌ったり、歌詞を変えて歌ったりすると、食べることがあります。
歌はよく聞くし、耳に残りやすいからか、親が歌っても歌詞の意味がなんとなくわかっているようです。
おかげで、歌の通りに”お行儀よく”食べます。
②絵本のセリフから
以前は、
- 「ワンワンが、いただきまーす!」
- 「もぐもぐもぐ、おいしいね〜!」
と絵本のセリフを言いながらだと、食べることもありました。
最近やってなかったけど、書いてたら思い出した。今度試してみよう。
子どもが全然食べないならほぼ確実に食べるものを用意
「食べてくれない!」という日が続くと、子どもがほぼ確実に食べるものだけを用意することも多いです。
今のところ、確実に食べる好物は以下。
- 白米
- 野菜ジュースで作るミートソースドリア
- 野菜ジュースで作るカレー
- coopの野菜ホットケーキ、チーズドッグ
- 野菜シリアル、フルグラ
- なんでもいいからパスタ
- コロッケ
- チャーハン、餃子
- ヨーグルト
とりあえず、ミートソースやカレーなど、多めに作れてよく食べるものは、一時期頻繁に作ってました。
まあ、好物と言ってしまうと、フライドポテトやカップラーメン、ポテトチップスとかになっちゃうけどね…一口でも食べさせたのがいけなかった。
生協の1つ、coopでは、生後5ヶ月の離乳食から3歳児の幼児食まで幅広く扱ってくれています!
レンジでチンするだけで、野菜ホットケーキやお野菜チヂミなどばくばく食べてくれるので、とっっっても助かってます。
\離乳食から幼児食も扱う生協の無料資料請求/
2歳児がご飯を全然食べなくても、フォロミがあると安心
フォローアップミルクは、”牛乳や食事だけでは足りない栄養を補うためのもの”。
栄養バランスのとれた食事をした上で与えるものですね。
でも、やっぱり食べないときは、「これで栄養を補えてる!」と思うと安心できます。私が。
2歳児がご飯を全然食べないときの対処法まとめ
2歳で絶賛偏食期の子どもが、ご飯を食べたがらないときの、完全我が家オリジナルの対処法でした。
- 料理名の伝え方や食べさせ方を変える
- それでも食べない時は、食事環境や食器に変化を
- 2歳児が楽しめる遊びを取り入れながら
- ほぼ確実に食べるものを用意
- 全然食べなくても、フォロミがあると安心
何か1つでも参考になる方法があるといいけど、子どもそれぞれ個性強いし、なかなか難しいよね。
ところで、息子0歳の頃は大好きだったバナナ、今は全然食べなくなりました。
妹が食べてても、息子は食べないんですよね。
栄養素が豊富というバナナ。皮を剥くだけで食べられるバナナ…ぜひ食べて欲しいものです。
最近は、また言葉がだいぶはっきりしてきたので、「たべる〜」「のむ」や、食事の名前も一発で聞き取れます。
言葉の成長はとっても嬉しい!ご飯もいろいろ食べてくれると、もっと嬉しいんですけどね(泣)
\子どもが確実に食べる幼児食も扱う生協/