子どもって小さい時、特に赤ちゃん時代、指しゃぶりかおしゃぶりは必須。
下唇を吸う子も見たことがあります。すごくカワイイですよね。
でも、赤ちゃんの頃なら「カワイイ!」で済むけど、成長しても吸い続けていると、「いつまで吸うんだろう」「悪影響はないのかな」と不安にもなってきます。
我が家も、2歳7ヶ月長男と8ヶ月長女が、2人とも指を吸うのはクセになってます。
なので、自然にやめないのか、やめさせるならどのタイミングか、目安を知りたかったので、調べて実践してるところです。
まだまだやめるまでに1~2年はかかりそうですが、効果を感じている方法もあるので、紹介します。
指しゃぶりってなんでするの?
一般論
赤ちゃんの指しゃぶりは、本能的なもの、と言われてます。
お腹にいる頃から、しゃぶってるみたいですね!お腹の中にいるときの指しゃぶりは、母乳を飲む練習だそうです。
お腹が空いてるサイン、眠いときの母乳や哺乳瓶の代わり、とも言われてるよ。
大きくなってくると、自分で落ち着くために吸うようになるんですね。
長男の場合
長男は、特に眠いとき、指をしゃぶりがち。最近は、ママの胸の上で指を吸いながら寝ようとすることもあるから、おっぱいの代わりなのかもしれません。卒乳はだいぶ前だったんですけどね。
他には、
- 甘えたそうにこっちを見てる時
- 知らない人に会った時
- 知らない場所に行った時
- 退屈そうな時
などに、よくしゃぶってます。
こうやって挙げてみると、よく指吸いしてるんだって改めて実感。
いつまで指しゃぶりするもの?
0歳では遊びで吸うことも
おしゃぶりにしろ指しゃぶりにしろ、遊びだったり安心感を得たりするもので、当たり前に吸います。
1~2歳では回数は減るが機会は多い
おもちゃや身体を使ってよく遊ぶようになるので、回数は減るかもしれません。
でも、眠い時や退屈なとき、まだまだしゃぶることが多いようです。
幼稚園卒園までに卒業する?
3歳以降では、友達とも遊ぶようになって、周りが吸ってないことに気づき、更に回数が減るそうです。
幼稚園卒園までに、ほとんど吸わなくなるとのこと。
小学校入学後でもしゃぶることも
割合は減るようですが、小学生になっても吸ってる子もいます。
なかなかクセが抜けず、やめるタイミングもなくて、続くこともあるようです。
自分の体験
実は、私自身、結構長いこと指しゃぶりしてた記憶があります。
多分、小学校低学年でもまだ吸ってたと思うんです。右手の親指にでかい吸いだこがあったのを、いまだに覚えています。
親や友達には見えない所で吸ってたような。だから私の母は、「幼稚園に入る頃には吸ってなかったんじゃないかな」と記憶してるみたい。
指しゃぶりが子どもに与える影響
歯並びが悪くなる
これに尽きますが、歯並びの悪さは、身体への様々な悪影響が考えられます。
- 見た目の問題
- かみ合わせが悪くなる
- 食べ物が歯に詰まりやすく虫歯などのリスクが高い
- 口臭も
- 滑舌が悪くなる
自分自身、歯並びが悪い
私自身、歯並びはかなり悪いです。
上で挙げたように、笑った時の見た目は気になるし、食べかすの詰まりはしょっちゅう気になるし、実際虫歯になったことも…
中学生くらいのとき、矯正を勧められたこともあるんですが、
- 価格が高い
- 頭が痛くなることがある
- 矯正中は器具をずっとつける
など、デメリットばかり気にして、やりませんでした。でも、「あの時やっとけばよかったなー」と、今ではちょっと後悔してます。
指しゃぶりをやめさせる方法は?
一般的に言われてる方法は以下。
本人の気持ちに寄り添う方法
- 言葉がわかるなら、やめること、その理由を伝える
- 寝る時はママと手繋ぎトントン
- 遊んだり抱きしめたりして、退屈や不安を解消する
本人が、なんで指をしゃぶってるのか、しゃぶらないようにするには、どうしたらいいか、一緒に考えてみる方法ですね。
物理的に吸えない状況を作る方法
- 指にテーピングしちゃう
- 指に絆創膏を貼る
- 指しゃぶり防止マニキュアを塗る
「舌触りが嫌だ!」「苦い!」って状況を作ることで、強制的に吸わせないようにする方法ですね。こちらは最終手段かな、と個人的には思います。
指しゃぶりをやめさせるための我が家での取り組み
寝る時に手を繋いで子守唄でトントン
2歳5ヶ月の息子に、指しゃぶり卒業に向けて、初めて取り組みを始めてみた時の方法です。
1日目
パパが、しゃぶってる指を外してみると、大変なギャン泣き。別部屋で作業してた、私の部屋まで助けを求めにきた息子。
あまりに泣くので、一緒に寝室に行って添い寝しましたが、それでもギャンギャン泣いて暴れまわりました。
でも、歌を歌ってトントンしたり、手をニギニギしてると、次第に落ち着いてきて、寝落ち。
何十曲も歌った気がする
2日目
翌日も同じような状況だったけど、初日に比べると早く寝付けました。
やっぱり寝室を抜け出して私のもとに助けを求めにくるけど、その様子が必死に脱獄してるみたいだったらしい。
3日目
またまた私のもとに来ます。
落ち着かなさそうにウロウロしてましたが、泣きはせず、なにか耐えてるような表情をしてました。徐々に慣れたみたいですね。
現在は停滞中…
寝かしつけの時間になると、親の方が眠くなって、現在はサボってます。
でも、毎日続けることの効果はあるってことがわかったので、今後また試す予定!
辛抱強く声をかける
指しゃぶり卒業の方向にいこうと決めたとき、「チュパチュパはおしまいだよ」って一言伝えながら、しゃぶってた手を外しました。
その後、指をしゃぶってる様子を見かけたときに、「チュパチュパは?」って言うと、日中なら自分で指を外すようになったんです!
自分で、「ちゅぱちゅぱおんまい!」って言うことも。
また最近は頑なに外さないこともありますが…一進一退の繰り返しですね。
しゃぶってたら遊び相手になる
指をしゃぶってるところを見かけたら、なにか遊びに誘うとパッと指を外します。
そのまま遊ぶことに集中すると、全く吸わないので、やっぱり退屈で暇つぶしに吸ってることは多いみたいですね。
口から指を離せたら、褒めてあげる
しゃぶってるときに、「チュパチュパは?」と聞いて、自分で外すことができたら、「外せたね!」と褒めます。
すると、息子も「しゅごーーい!!」と大喜び。
成功体験を繰り返すのはアリですね。
指しゃぶりをやめさせるときの注意点
しゃぶってても怒らない
指しゃぶりは、落ち着くためにしてるのに、怒られると萎縮しちゃうだけ。
怒られると、余計にどうしたらいいのか、わからなくなるのが子ども。
親が知らないうちに、子どもが隠れてしゃぶることもありえます。
私が隠れてしゃぶってたのは、怒られるのがイヤだからなのか、恥ずかしかったからか、理由は覚えてないんですけど…。
なので、先述したように、我が家では、褒めることをメインに関わってみてます。
外せなくても「指しゃぶりはダメって言ってるでしょ!」などとは怒らないことが、大事です。
まとめ
私自身、指しゃぶりによる歯並びの悪さがあるので、息子や娘には、早めのうちから指しゃぶりを辞められるように、言い聞かせたいです。
なんでもそうですが、”怒る”って子どもの成長に悪影響なんですよね。なので、できたら褒める、を念頭に関わっていきます。
怒るより褒めるほうが、自分の気持ちもラク!