「マイクラって、子どもにやらせていいのかな」
学びになるという声も聞くけれど、時間や課金のことを考えると、すぐには踏み切れない。私も最初はそうでした。
マイクラ(マインクラフト)は、ブロックを置いたりこわしたりして、自分だけの世界を作れるゲームです。
とくに対象年齢の制限はなく、世界中で遊ばれています。
自由度が高いぶん、「うちの子にやらせて大丈夫かな」と気になる方も多いのではないでしょうか。
我が家には、マイクラ好きの息子がいます。始めたのは年長から小学1年生のころ。
今ではすっかり日課になっています^^
この記事では、専門家の意見ではなく、実際に子どもにマイクラを遊ばせている家庭のリアルを、正直にお伝えします。
良かったことも、気になったことも、そのまま書きますね。
我が家の子どもがマイクラを始めたきっかけ
我が家の息子がマイクラを始めたきっかけは、YouTubeでした。
マイクラの実況動画を見ているうちに、「自分でもやってみたい」となったようです。
PS4で1人で黙々と制作に集中する
我が家はPS4(プレステ4)で遊んでいます。
1人で黙々と建物や作品を作るタイプの、クリエイティブモードで遊ぶのが中心です。
たまにお友達と一緒に遊ぶこともありますが、基本はひとり時間を楽しんでいます。
息子見て、こんなの作った!



おお!すご!どうやって?
完成すると、こうやって見せにきてくれます。
何時間もかけて、こつこつ作る。
その集中力には、おどろかされますね。
子どもがマイクラで遊び始めて「これはいいな」と思ったこと
マイクラのいいところは、ただ遊んでいるだけに見えて、いつのまにかいろいろなことに触れている点です。
想像したものを、自由に作れる
ふだんは、クリエイティブモードで自由に建築していることのほうが多いです。
家やお店、アスレチックを作ったり、ネットで見つけたキャラクターのデザインをマネしたり。
これまで作ったものでいうと、ヒカキンさんが作っていたファミマを再現したり、トロッコを走らせたり、現実ではありえない高さまで階段を伸ばしたり。
マイゼンシスターズやロボットの人形のデザインを参考に、巨大マイゼンのキャラやロボを作ったこともあります。



ママみて〜!ファミマ作った!



いつのまに!
作り方を見ていると、きっちり設計図を引いてから、という感じではありません。
「こんなものを作りたい」という漠然としたイメージだけ持って、手を動かしながら、ああでもないこうでもないと進めていきます。
おもしろいのは、ためらいがないこと。うまくできなかったところは、一気に壊してやり直します。
失敗を気にせず作り直せるのは、ゲームならではだなと感じます。
頭のなかのイメージを、自分の手で形にしていく。その過程で、想像力や試行錯誤する力が育っているように見えます。
遊びながらプログラミングに触れられる
我が家では、夫が息子に「コマンド本」を買い与えました。


コマンドというのは…
プログラミングで使う文字を打ち込むことで、普通にゲームをしているだけではできないいろいろな操作をするための機能のことです。
たとえば、ひとことで時間を朝や夜に変えたり、天気を晴れにしたり。
これが、プログラミングの入り口にちょうどいいんです。
小学校でも必修になったプログラミングに、遊びながら自然と触れていける。
机の上で学ぶプログラミングは、どうしても「で、何の役に立つの?」となりがちです。
でもマイクラなら、打ち込んだ結果が目の前にすぐ現れます。
「巨大な壁が出た」「電車が動いた」と、変化が見える。




だから子どもも楽しく続けられています。
立体や座標の感覚が身につく
立体の「縦・横・高さ」の感覚も、遊びながら体で覚えていくようです。
「自分の位置から10ブロック先に木をコピーする」「◯◯◯の場所に拠点を作った」といったことをやるうちに、座標の考え方が身についていく。
算数で習う前に、感覚としてわかっているのは大きいなと感じています。
親子の会話が増えた
そして、思わぬ副産物が「親子の会話が増えたこと」でした。



あれ?後ろに出ちゃった



向きが反対だったんじゃない?マイナスにしてみたら?
うまくいかないと、こうやって一緒に考えます。
「ここをこうしたら?」と話しているうちに、自然とやり取りが生まれる。ゲームが、親子の共通の話題になっています。
このあたりは、プログラマーの夫がくわしく書いた記事があります。
コマンドの具体例も載っているので、興味のある方はこちらもどうぞ↓
コマンド本は何冊か出ています。我が家がよく開いているのは、このあたりです↓
難しい知識がなくても始められるので、最初の1冊にちょうどいいですよ^^
ただ、コマンドは必須ではありません。
コマンドを使わなくても、マイクラは創造性を育てるツールとして十分だなと感じています。
まずは自由に作らせてみて、興味が出てきたら次のステップでコマンド攻略本へ、くらいの気持ちで大丈夫です。
子どもがマイクラで遊ぶときに正直、気になった点も
良いことばかりではありません。親として気になったことも、正直に書いておきますね。
ひとつは時間です。放っておくと、いつまでもやってしまいます。
もうひとつは目と姿勢。集中すると、画面にどんどん近づいていきます。
「ずっと画面を見ている」「前のめりになっている」は、放っておくとクセになりがちです。声かけは早めに。
課金についても、最初は不安でした。マイクラには、追加のスキンやワールドを買える有料の仕組みがあります。
子どもが勝手に課金してしまわないか、というのは、多くの方が気になるところだと思います。
子どもがマイクラで遊ぶときの我が家のルールと工夫
そこで、我が家なりのルールを決めました。
ひとつの例として参考になればうれしいです。
時間のルール
目を休めるには、30分に一度くらい画面から離れるとよい、とよく言われます。我が家のルールも、それに近い形です。
30分やったら15分休憩。画面を見ない休憩さえきちんと取れれば、就寝の1時間前、夜19時ごろまでは自由にしています。
ただし宿題や読書が優先。なので平日は、トータルで1時間から1時間半くらいが限界です。
目と姿勢
近づきすぎたり姿勢がくずれたりしていたら、気づいたときに都度声をかけて、完全に放置はしないようにしています。
まあ、ほぼ放置になりがちですが、それでもできるだけ気にかけるように、と思っています。
課金のルール
ほしいコンテンツがあるときは、自分のお小遣いの範囲で。
ちなみに我が家のお小遣いは「目標を達成したらあげる」方式で、ペースでいうと2〜3か月で千円くらいです。お年玉はそのまま本人にわたしています。
勝手に課金はできない設定にしてあって、買うときは都度パパにお願いする形にしています。
安全面
ゲーム機は、まだ外には持ち出させていません。遊ぶのは自宅の中だけ。お友達が来たときも、今のところトラブルは起きていません。
今後どんなトラブルが起こるかは、正直まだわかりません。
ゲームのアップデートしだいで、状況は変わっていくと思います。
だからこそ、何かあったときに子どもが親にすぐ話せるように、ふだんからコミュニケーションだけは意識しています。ルールでガチガチに固めるより、話せる関係でいることのほうが大事かなと感じています。
マイクラが合う子・少し注意したい子
ここまで読んで、「うちの子にも合うかな」と気になっている方へ。
あくまで我が家の感覚ですが、まとめておきますね。
- ものを作るのが好き
- YouTubeなどでマイクラに興味を持っている
- ひとりでじっくり集中するのが好き
一方で、時間の管理が苦手なお子さんの場合は、最初にルールを決めておくと安心です。
夢中になりやすいぶん、区切りをつける工夫はあったほうがいいなと思います。
まとめ
マイクラを子どもにやらせてみて、我が家としては「やらせてよかった」と感じています。
創造性や集中力、プログラミングの入り口、そして親子の会話。得られたものは、思っていたより多かったです。
もちろん、時間や課金など、気になる点はあります。でもそれは、ルールと声かけで十分つきあっていけるものでした。
「マイクラって子どもにどうなの?」と迷っている方の、ひとつの参考になればうれしいです。
完璧な正解はないので、ご家庭に合うかたちを、少しずつ探していけたらいいですね。


