こんにちは。
長男が生後4ヶ月のとき、心房中隔欠損症(ASD)、肺動弁上部狭窄症と診断されていました。それから1年2ヶ月が経過。
もしかしたらこの時のためだったのかな、なんて。
知識が残っていたおかげか、大きなショックを受けることなく診察を受けられたので、あのときの自分に感謝!
今回は初めて小児循環器の専門外来を受診したときの話です。
私なりに解釈した心房中隔欠損症とは?
4ヶ月検診で発覚
4ヶ月検診を近医で受診したとき、先生が心音の聴診で見つけてくれました。
問題ないかもしれないけど、う〜ん、やっぱり雑音が気になるな…
一応大病院で診てもらってね
と紹介状をいただき、すぐに受診しに行きました。
初日は一般の小児科を受診。
ここでもやはり心雑音が気になると指摘を受け、おそらくASDだろうとの診断。
同院の小児循環器外来を紹介されました。
小児循環器外来受診
そしてまた後日、病院に行くと受診している子どもの人数が多いこと。。
循環器の専門外来に来ているということは
そこにいるのは心臓に何らかの疾患を持っている子達。
こんなにいるんだと驚きながら、いざ専門の先生の診察開始!
聴診、心エコー検査で、
心房中隔欠損症(ASD)と肺動脈弁上部狭窄症の確定診断をもらいました。
心房中隔欠損症
ASDは両心房の間の壁に穴が開いてしまっている病気のこと。
この穴の大きさはなんと10mm程と言われました。
心臓の全体の大きさは握りこぶし大と言われているので、
息子の小さな小さな握りこぶし程の大きさに1cmもの穴が開いているということは
結構大きいですよね。
それでも、放置していても40歳くらいまでは無症状で経過するのが一般的とのこと。
(加齢に伴い、心不全等の症状が現れるそう)
肺動脈弁上部狭窄症
肺動脈狭窄症は、その名の通り肺動脈が狭くなっているために血流が滞る疾患。
実は両疾患とも、右心室に負担がかかるものです。
先生は特にASDの穴よりも、
肺動脈の狭窄により生まれる圧からの右心室への負担を重視し、
その負担が大きくなっていないか診ていきたいとのことでした。
右心室と肺動脈の血圧の較差を診ていくそうです→今回は27mmHg
今後定期的に受診することに
もしかしたらASDは自然閉鎖の可能性あり、
肺動脈の狭窄は成長とともに拡張してくれるかも、ということで
しばらくは検査で経過観察となりました。
自然閉鎖しなければ、小学校入学前にカテーテル治療や手術を受けることになるかもしれませんと。
まだ生後4ヶ月の息子はなんのこっちゃという感じで
おとなしく検査を受けてくれて終わりました。
次回は1歳半までの経過です!